♯75 就職・転職候補に⁉️ 火力発電所のお仕事について(紹介編🏭)

仕事(転職)
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こんにちは〜🌈   ゆるです😊

今回は、火力発電所のお仕事について簡単に紹介します。

(ゆる本人も火力発電所で、今もせっせと働いています🏭)

この記事は、専門用語を極力減らしているので、身構えず読んで貰えたら幸いです😄

◆ 記事のターゲット ◆

 ・火力発電所のお仕事に興味がある方

 ・不況に強い職場を検討されている方

 ・電力関係運転監視オペレーターに転職や就職を検討している方

 

1.火力発電所について

(1)火力発電所の仕組みについて

火力発電所は、燃料となる石炭や木材などを燃やして、その熱で蒸気を作りタービンを使って電気を作っている施設です💡

また、一般的に設備の不具合がなければ約1年ほど発電し、数週間発電を止めて、設備の点検をします🛠

◇ イメージ図 ◇

引用先 : SUUMO(https://suumo.jp

(2)火力発電所における各部署のお仕事について

(a)発電室

発電室は、発電所の起動・停止 / 発電中の監視業務が主な仕事です。

例えば、「発電に必要な燃料が絶えず供給されているか🧐」「稼働中の燃焼設備やタービン設備に異常がないか🧐」などを常に監視しているお仕事になります。

また、設備の突発な事故や故障にも、迅速に対応する部署でもあります。

(自身が所属している部署です😊)

(b)保修室

保修室は、発電所内にある設備の点検や修理(設備保全)が主な仕事です。

設備に不具合が起きると、必要に応じて分解したり、予備の部品と交換します。

また、設備保全以外にも、社外(メーカー)の方との交流が多いことも特徴です。

(c)燃料室

燃料室は、発電に必要な燃料を調達し、管理することが主な仕事です。

燃料には、灯油や石炭・木質チップなどがあります🌲

発電所によっては、大型重機を使って燃料を運搬したり、燃料を加工(粉砕など)する設備があります。

(d)総務室

総務室は、発電所内で発生するお金の管理や勤務表・定期的な健康診断の調整など、多岐に渡り各職員をサポートする「縁の下の力持ち」的な部署になります。

また、研修・出張の申請や見学者の日程調整などもあります😳

(会社の規模によって業務が異なります。)

 



2.火力発電所に勤めて感じたメリット・デメリットについて(発電室の場合)

(1)火力発電所で働くメリット

(a)拘束時間が増えるが、休日はガッツリ増える。

発電所は24時間340日ほど稼働するため、従業員の一部は交代勤務となります。

現在は、1日:12時間の2交代勤務です。(規模によっては、3交代勤務もあります。)

休日は、年間で125日あります。

(厳しいところだと、週1日:年間80日ほどの会社もあるので、恵まれていると感じています🤔)

現在は、決められたサイクルに従って月の半分(15日)出勤し、残りは休みとなります。

(指定休とは別に、夜勤入や明けもあります。平日の休みが多いのも特徴で、人気のお店も混雑せずに利用できますwwまた、有給休暇も活用すれば、5連休になることも😳)

(b)不況に強い。

今回のような経済ショックでも、火力発電所は社会基盤の一部として、しっかり役割を果たしています。

2020年夏ごろから、自己都合退職を除き、一方的な解雇は一切ありませんでした。

また、給与カットや賞与なしといった措置もなく、私生活に大きな影響はありませんでした。

断言できませんが、日本経済が不況となっても生き残れる可能性が高い業種かもしれません。

(c)残業が少ない。

万が一、勤務時間内で終わらない業務があっても、次の交代勤務者へ引継ぐことができます。

例えば、「調査で、数日ほど指定のデータを採取してほしい」「復旧したけど、勤務時間内では確認できないので、継続監視してほしい」などが当たります。

(仕事を放棄したり、サボっている訳ではありませんので、誤解なきようww😅)

(2)火力発電所で働くデメリット

(a)生活リズムが崩れやすい。

交代勤務になると、特に夜勤が身体に応えます😓

今は大丈夫ですが、朝方(5時ごろ)になると睡魔がヤバいです😪ww

更に、夜勤明けの数日後には昼の勤務となるため、生活リズムを元へ戻す際に、食事の時間や睡眠時間が崩れやすくなります。

毎日規則正しい生活がしたい人は、不向きな勤務環境かもしれません😰

(b)危険なエリアが多い

発電所には、高温・高圧なエリアや人体に有害な薬品などを取り扱っており、大型の回転機器(モーター類)もたくさんあります。

不用意・不注意で近づいて触れてしまうと、、、、😱(これ以上は書きません🤫)

(c)人的交流がほとんどない

接客業や営業などとは異なり、常に社外の人と交流することはほとんどありません。

業務の大半は、発電所内で完結するため、仕事も含めて数年働くとマンネリ化してきます。

仕事に刺激が欲しい人や飽き性な性格の方には、不向きかもしれませんね🤔

3.火力発電所の「運転部門」で優遇される資格 2選

(1)ボイラー技士 1級 , 2級

仕事をする上で、ボイラー技士が重要になります。(一種のステータスです。)

また、資格を取得する過程で、発電所内における設備の目的や取扱いなどを学べるので、勉強して損はないと思います。

詳しくは、こちらの記事を参考にしてください😊

♯60 【資格】難化傾向!?一級ボイラー技士の勉強方法(合格体験記) 

(2)危険物取扱者 乙種 第4類

火力発電所では、重油や灯油などの危険物を取扱っています。

この国家資格は、上記の危険物を保管し管理する上で必要な資格となるので、ボイラー技士と同様に、優先して取得するべき資格です。

詳しくは、こちらの記事を参考にしてください😊

♯61 【資格】危険物取扱者 乙4類の勉強方法とその後の話(セルフガソリンスタンドでアルバイト) 

 



4.伝えたいこと

(1)楽な仕事ではありません。

発電所では決められた作業以外の時間を使って、監視業務以外に新たな取組み・調査・勉強会などを行います。(メンバーと雑談したりも、、、ww)

しかし、そういった時間がある一方で、急な故障や事故が発生すると、瞬時に適切な判断と必要な措置を迫られることがあるため、常に緊張感を持って監視しなくてはなりません。

「正常に稼働中」=「監視画面を見るだけの簡単な仕事」ではありません。

(交代勤務者は、発電所全体を把握する必要があるため、覚えることはたくさんあります🤯)

◇ 実際にあった話 ◇

未経験の方で「監視画面を診るだけの楽な仕事」と勘違いをして入社する方がいましたが、緊急時の対応などを経験して、「仕事についていけない😥」「専門知識が難しすぎる(舐めてました)😰」という理由で退職していった人が何人かいます🤔

入所時教育はしていますが、教える人の力量や期間に限界もあり、その後は本人の姿勢に左右されているのが実情です。(適宜フォローしますが、各自の主体性が問われます。)

更に、少数人数で交代勤務をすると、各々にのしかかる精神的ストレスは計り知れません。

専門知識がないと、監視業務や現場対応に恐怖を感じます。(僕自身も同様な経験をしています。)

業務に関する育成は、本当に難しいと感じた出来事でした😓

(2)運転部門は、「機械の○○さん」だと考えています。

特に運転部門は、中央制御室で設備や各機器のパラメータ(電圧・電流・流量・水位などの計器)を常時監視しています🖥(人でいう、体温や脈拍などにあたります。)

設備の内部や配管の中を直接見ることができないためです😓

発電室の業務は、機械の運転状態を診る「お医者さん」だと思っています。

(名医と呼ばれるように、日々奮闘中です🧐)

 



最後まで読んで頂き、ありがとうございました😊

何か一つでも参考になれば幸いですww

いつも、「ゆるさんのブログ」を応援して頂き、ありがとうございます😌

皆様のおかげで、少しづつ本サイトが認知されるようになってきましたww

今後もボチボチ頑張っていきますので、応援の程、宜しくお願い致します🥺

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それでは、また次の記事で

今日も充実した1日を🌈

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