こんにちは〜☀️ ゆるです!!
今回も早速、ブログを更新したいと思います。
今回は、20代中盤に体験した慢性の副鼻腔炎(蓄膿症)を治療した時の話の後編を紹介します。
この記事では、前編と同様に副鼻腔炎(蓄膿症)で悩んでいる方や治療が気になる方に向けて発信しているので、記事の表現等に一定のご理解のある方のみ、閲覧願います。
また、食事中の方や病状の表現に抵抗のある方は、閲覧をご遠慮ください😌
ご理解の程、宜しくお願いします。
まず、結論を記載します。
☆前編(別記事)☆
1.【実話】慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の症状ついて
(1)年中鼻詰まり・口呼吸
(2)食べ物の匂い・味がほとんどしない。
(3)季節的な風邪を引くと、頭痛がひどい。
2.【実話】慢性副鼻腔炎(蓄膿症)の治療の前に準備したこと
(1)手術の内容を把握し、両親へ連絡
(2)勤務の調整
(3)高額医療制度の事前申請
★後編(本記事)★
3.【実話】入院生活
(1)手術前
(2)手術後 〜 翌日まで
(3)退院目前の試練
(4)退院時の支払い
4.【実話】退院後
(1)鼻呼吸で生活出来るようになった。
(2)以前に比べて、匂い・味がはっきり分かるようになった。
5.治療を終えて
以上になります。
それでは、順番に紹介していきます。
3.【実話】入院生活
(1)手術前
手術当日の朝、看護師さんから点滴をして貰っていると、両親がこの日のために来てくれました。
実家を離れて生活していたので、久しぶりに会って色々話すことが出来ました。
担当医からも、「全身麻酔は、重篤の患者さんを含めて、100万人のうち数名は亡くなります。確率は極めて低いですが、100%安心ではありませんので、ご理解ください。」と事前に説明があり、更に、人によっては、覚醒後にベッドで暴れたりするので、可能な限り付き添いの人を連れてくるように言われていました。
そして、両親と色々話していると、あっという間に手術の30分前になりました。
両親は退席して、看護師さんから、手術用(緑色をした紙状)の服をもらい、病室で着替えました。
今回の手術は鼻の周囲だけなので、上半身のみで大丈夫でした。
その後、点滴をつけたまま看護師さんと一緒に手術室に向かいます。(心臓バクバクです😅)
手術室に入ると、執刀医の先生と看護師さんが数名して色々と準備をしていました。
本人確認をして、冷たいベットに横になります。(部屋自体も寒かったです。)
僕はベッドに横になりながら「宜しくお願いします」と伝えると、執刀医の先生から「こちらこそお願いします。緊張しますよね、大丈夫ですよ。」と声をかけて貰いました。(安心すると思いきや、手術への恐怖からか不安が最高潮に達します😅)
そして、助手の看護師さんに「今から眠くなるお薬を注入しますよー。」と聞こえました。
数秒後、点滴をしていた左腕から麻酔薬が投与された(冷たい液体が体内に一気に入ってきた)ことが分かり、痛みは一切なく左腕から足先へ、そして上半身に向かって全身が冷たくなっていくのが分かった瞬間に意識がなくなりました。
目が覚めた時には、ベッドの上で仰向けになっていましたww
(2)手術後 〜 翌日まで
目を開けると、そこには看護師さんと両親がぼんやり見えました。
麻酔が効いている(残っている)ため、術後の痛みはありませんでした。
その時は、両親から「大丈夫か?」と言われ、小声で「おぅ」と答えたのは覚えています。
(両親は安堵していました。)
その後、両親は実家に帰るため病院を後にしました。(お昼過ぎから個室で一人仰向けです😅)
ちょうどその時、担当の看護師さんが分かる範囲で色々と教えてくれました。
☆教えて貰ったこと☆
・手術は成功して、鼻の中にガーゼ3ロール分がギューギューに入っている状態
・一番手前のガーゼは、定期的に交換するとのこと
・痛みが出始めたら、痛み止め専用の点滴を使うこと(任意で注入する仕様)
まとめると、こんな感じです。
看護師さんが退出した後、また意識が遠のいていきました。(爆睡)
目が覚めると、夜の9時頃になっていました。(夢も見ず、8時間程寝ていました。)
食欲は全くなく、鼻の中がジンジンと痛くなってきたので、看護師さんに教えて貰った痛み止め専用の点滴を使ったのですが、中々痛みが治らず、堪らずナースコールを押しました。
看護師さんからは、「それ以上に効く痛み止めはないので、頑張ってもらうしかないです。すみません」と言われ、その後もひたすら痛み止めを使い続けました。
振り返っても、この時の体験が一番キツかったです😭
真夜中にも関わらず、脳が覚醒している影響で全く眠気がなく、鼻の中はジンジン・ヒリヒリして、激痛でした。(骨を削っているので、痛くなるのは当たり前なのですが😅)
痛みがピークを迎えると、個室の病室をぐるぐる徘徊し、頭の中で絶えず「大声で泣き叫びたい・点滴を外して窓から飛び降りたい(痛みから開放されたい)」と思う自分と「この痛みを乗り越えたら、人生楽しくなるやん。頑張れ!!たかが、数時間の痛みで弱音を吐くな!人生に比べたら一瞬やぞ!!」と励ます自分が交互にやってきていました。
(この時は、何をしても激痛でベッドに横にならず、椅子に座って目を瞑っていました。体感で、6時間程座っていました😅)
【注意】術後の痛みや症状は、個人差がありますので、全員がこうなることはないと思います。看護師さんも驚くほど、僕は稀な人だったみたいです😅
(痛み止めの使用量が、ダントツで多かったみたいですww)
激痛は、結局朝まで続きました。(痛み始めて、約12時間痛みと格闘してました😭)
痛みが引くと、今度は空腹を覚えて提供された病院食を食べていました。(鼻以外は健康だったので、食事も消化の良いものを食べました。)
その日は、可能な限り水分(水)を沢山摂って、体内の老廃物を外に出すことに専念しました。(担当医からの助言)
夕方には、痛みはほぼなくなり、鼻が圧迫されて詰まっている以外は不自由なく過ごすことが出来ました。
(3)退院目前の試練
痛みが引いてからは、朝昼晩の食事とガーゼ交換を繰返しました。
そして、手術をしてから5日の朝、ついに試練が言い渡されます。
先生(担当医)から、「今日は、鼻に詰めているガーゼを全て外に出します。時間になったら耳鼻科に来てくださいね」と言われました。
そして、耳鼻科内の治療室で待っていると、医療器具(トングのようなもの)とトレーを持った先生が来ました。(この時も心臓バクバクです😅)
先生からは、「このガーゼ抜きを乗り越えれば、鼻呼吸出来るようになりますから。抜く時はかなり痛みますが、頑張りましょう!!」と励ましてくれたので、僕も「はい、宜しくお願いします」と言い、1本目のガーゼ(ロール状)を抜きました。(定期的に交換しているので、痛みはありません。)
いよいよ本番、未知の領域2本目のガーゼ抜きです。
この時は、大の大人でしたが「あ゛ぁ〜〜」と声が出てしまうくらい激痛でした。ガーゼを抜こうとする度に、副鼻腔内の骨とガーゼが擦れてめちゃくちゃ痛かったです😭(イメージです。)
そのままの勢いで、最後のガーゼを外に出して終わりました。(2本目と同様な痛みです。)
ガーゼ抜き自体は、約3分程で終わりました。(抜かれた本人は、放心状態で疲れ果てていましたww)
無事に試練が終わりました😌
(4)退院時の支払い
ガーゼ抜きから、2日後に無事退院することが出来ました。
退院日当日に、支払った医療費の総額は約7万円でした。(入院費含む)
高額医療制度を事前申請していたことで、金銭的な負担を軽減することが出来ました。
入院期間は予備日を1日含む8日間でした。(一般的な目安は1週間以内とのこと : 担当医より)
4.【実話】退院後
(1)鼻呼吸で生活出来るようになった。
退院後、鼻詰まりがほとんどなくなり、生活のほとんどが鼻呼吸で過ごせるようになりました。
鼻呼吸の生活が出来るようになって、「鼻呼吸が出来ない」というストレスから解放され、イライラ(もやもや感)がぐんと減りました。
また、頭痛が減ったことで、ぼ〜っとすることがなくなり、以前よりも集中力が高まったように感じました。
更に、イビキによる喉の痛みが減りました。(快眠が増えました。)
(2)以前に比べて、匂い・味がはっきり分かるようになった。
退院後の食事は、本当に衝撃でした。
以前よりも、料理の匂いや味がはっきりして、何倍も美味しく感じました😭
(感動ものです🤣)
5.医療を終えて
僕は十数年、副鼻腔炎に悩まされていましたが、今振り返っても、治療して本当に良かったなと思っています。治療をしない選択もあったのですが、自分なりに決心してよく決めたと思います。
そして、両親に退院したこととお礼を伝え、両親からは最後「健康が一番!!」と言われました。
その言葉に納得し、電話を切りました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
術後の症状(痛み)等は、あくまで自身の主観です。
治療の内容や症状には個人差がありますので、参考程度に読んでください😌
(痛みがほとんどない人もいると思います。)
何か一つでも参考になれば嬉しいです。
それでは、また次の記事で😌
本日も充実した1日を✨
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